2014-01-21
【2月セミナー】マッチング型採用で変わる 障害者雇用の現実/加納尚明氏(NPO法人 札幌チャレンジド理事長)
>ざっくり 「このセミナーでなにがわかるの?」 ・障害者の法定雇用率の運用が変わったと聞いたけれど、中小企業には関係ないんでしょ? ・障害者の法定雇用率を守らないと、どうなるの?「障害者雇用納付金」を納めればいいのでは? ・障害者を雇用したい気持ちはあるけど、実際に受け入れるにはどのような準備が必要なの? ・実際に障害者を雇用した企業は、人件費率が上がって収益が悪化しているの? 政府の方針により、今後ますます運用が厳格化する企業の法定雇用率の障害者雇用義務。従来これらは大企業固有の問題であり、中小企業には無関係であるという感覚がありましたが、雇用義務が課される事業主の従業員数が引き下げられ、中小企業にとっても避けては通れない問題となりつつあります。 しかし近年では、障害者雇用を単なる「社会的義務」として考えるのではなく、積極的に企業の収益貢献の視点から経営に採り入れていこうという新たな動きが活発になりつつあります。「NPO法人札幌チャレンジド」が関わる障害者採用では、事前の企業や職種の綿密な分析から、その業務に適した障害者をマッチングすることにより採用(就職)の成功率が格段に向上するのみならず、健常者では持ち得ない能力を発揮する障害者の特殊能力が引き出され、業務の効率向上につながった事例も報告されています。 また、他の従業員が日常的に障害者と関わりを持つことにより、自らの人生や仕事に対する考え方が変わり、仕事に対するモチベーションが向上するなどの事例も多くみられるようになりました。 こういった、従来型の社会貢献「だけ」ではない、「未来型」とも言うべき障害者雇用について、札幌チャレンジドの加納理事長に、その取り組みと、企業と障害者の将来像についてお話しいただきます。障害者雇用の既成概念を根本から変える好機となりますので、ぜひ本セミナーにご参加ください。 ▼講師紹介 加納尚明氏(NPO法人 札幌チャレンジド 理事長) 1961年生まれ、京都市出身 1985年、大学を卒業し、就職で東京へ 1989年、結婚を機に札幌へ。以来、北海道電力グループの通信会社の営業マンとして勤務 2000年、NPO法人札幌チャレンジドに参加 2006年、会社を退職、札幌チャレンジドに専念 2007年、北海道大学公共政策大学院卒業(第一期生) 2008年4月~2011年3月の3年間、任期付職員として札幌市(市民活動協働推進担当課長)に勤務し、企業の社会貢献活動の支援や事業型NPO経営者育成に従事 2011年4、NPO法人札幌チャレンジドの事務局長に復帰 2011年2月、一般社団法人プロジェクトデザインセンターを設立し、持続可能な社会づくりプロジェクトの創造をめざす 2012年6月、NPO法人札幌チャレンジド理事長に就任 2013年4月、北海道日本ハムファイターズの社会貢献アドバイザーに就任 ▼開催要項 日 時:平成26年2月13日(木) 14:00〜16:30 会 場:北海道経済センター 参加費用:無 料(先着50名様)