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9月14日川野雅之氏セミナー「東日本大震災後の『勝ち残る経営』とは」第2回レビュー

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2011-09-15

9月14日川野雅之氏セミナー「東日本大震災後の『勝ち残る経営』とは」第2回レビュー

9月14日、企業再建コンサルティング川野雅之先生を講師に招き、井上会計経営支援セミナー「東日本大震災後の『勝ち残る経営』とは」と題し連続セミナー第2回を開催致しました。



セミナー開始前のミーティングで、川野先生から「6月に話した内容と重複する内容も多いので、一方的に話すだけの時間は可能なかぎり短くし、参加者とのやりとりの中で進行するほうが良いのではないか」というアドバイスをいただき、急遽、もともと予定していたトークセッションとは別に、第1部から井上会計法務担当の原がモデレーターとして参加させていただくことになりました。しかし、実際に川野先生が会場の反応を見ながらお話しを始められると、意外にも、この3ヶ月で更新された情報が満載である事実が明らかに。約1時間にわたり、政治・行政・経済・原発事故処理・金融機関同行等につき、迫力ある単独講演をいただきました。全体を流れるテーマとしては、「事業再生はマイナス要素を治癒するものではなく、未来に向かって収益をプラスにするもの」という正論ながら、忘れ去られがちな事実でした。マイナスさえ取り除けば良いという間違った認識が、中小企業を脱法行為や抜け駆け的な第二会社という手法に駆り立てる事実も厳しく指摘され、「収益を回復させたうえで、正々堂々と金融機関に債権カット等の支援を要請する」という揺るがない持論をここでも展開されました。



第1部後半から第2部にかけては、トークセッションとして井上会計の加藤もパネリストとして参加し、中小企業経営をめぐる「いま」の問題をランダムにインタビュー形式でとりあげ、川野先生に解説をいただくという形でセミナーを進行致しました。会場からは、サービサーの役割、再生の場面における生命保険の取り扱い、個別金融機関の法的性質などが質問され、中小企業が抱える悩みは、まさに百社百様であり、すべての質問をご紹介するにはあまりに時間が足りなく感じられました。
受講者アンケートには、「金融というイメージからは想像のつかない、わかりやすい内容だった」「個別業種の事情をもっと知りたい」「借入れという概念が変わった」などのコメントが寄せられ、ほとんどの方が次回の受講も希望されるなど、たいへん好評をいただきました。

11月9日に開催される次回第3回は、シリーズ最終回。激動の2011年が終わりに向かい、2012年の金融・経済状況を占う重要な時期にさしかかり、川野先生から最新の情報を引き出すには、これをおいてはあり得ない機会になると思われます。是非、次回もご友人お知り合いをお誘いいただき、一人でも多くの方が本セミナーにご参加いただけることをお待ち申し上げております。

(原 悟克)

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